オークション代行のご依頼~今週のイチオシ商品(5月31日終了予定)
今週のオクサポ! イチオシ商品はこちら!
★国産自動車/乗用車 1/24プラモデル 12点セット
今の若い人たちはあまりピンとこないかもしれませんが、昭和の若者はかなりの高確率で「早く自分の車を運転したい!」という願望を抱いて生きていました。
最初はもう何でもよくてカーセンサーなどの中古車情報誌を隅から隅まで穴が開くほど見て少しでも状態がよくて少しでもお買い得な中古車を探すのに夢中でした。
今の車のように買ったらそのまま乗るといったスタイルではなく、憧れの高級車を中古で安く買って自分好みにチューンナップするのが当時の若者では一般的でした。
エアロパーツはこれ付けよう、フロントグリルはこれに変えよう、ホイールはこれ付けて、スピーカーはこれ乗せよう。中には車高を下げたり、車体の色まで変える人もいました。そうやって自分だけの国を作り上げることに夢中でした。そんな時代だったんです。
この頃は色々な技術が開発された時代でもあり、時代の最先端を身にまとう、俗に言う「フル装備」というものがもてはやされました。
今では当たり前に付いているものなのですが、当時のフル装備とは、「パワーステアリング」「パワーウィンドウ」「エアコン」の3つです。他の中古車とは格が違うんだぞ!という意味合いがある素敵な言葉でした。
オートマチック車が出始めたのもこの頃だったと思います。この頃の中古車はまだマニュアル車が多かったのでスピードメーターの横にはエンジンの回転数が分かるタコメーターも必ず付いていましたよね~
(余談ですが、まだこの頃は携帯電話なんてものは存在していなかったので、彼女に電話する時も最初に親が出て取り次いでもらうという今考えると壮絶なサバイバルな時代でもありました!)
はい。このような時代の真っ只中で青春を過ごした40代後半から60代前半くらいのいい年したおじさんたちには、このプラモデルのセットは血が騒ぐと言いますか、ノスタルジーに浸れると言いますか、なんとも言いようのない高揚感を得られてしまうんですね~!
君たちには判らないだろう!イヤ!判らなくてもイイ!でも忘れないで欲しい!このように夢中になれた若者たちが日本の経済を潤わせ、高度経済成長の石杖になっていたということを!昭和フォーエバー!!!