委託販売・アウトソーシングについて考える

昨今、多くの企業がアウトソーシングを導入しようとする動きが活発になってきています。

アウトソーシングの考え方は今に始まったことではなく、昔から行われていました。
会計事務所、社会保険事務所、司法書士事務所しかり、顧問の弁護士を雇うことなども専門業者を利用することですので立派なアウトソーシングです。

特に「会計」のアウトソーシングは多くの企業が行っています。なぜかというと単純明快、難しいからです。

社内で会計のプロフェッショナルを育てようと思えば、膨大な時間とコストを費やさなければいけません。プロに育てるには先生を雇うか専門の学校に通わせなければいけませんので、人件費や教育費がかかります。その間、会計業務や他の仕事をすることはできませんので利益を生みません。また、教育をしてもすべてが会計士として業務をこなせるとは限りません。落ちこぼれや途中リタイアも出るでしょうし、逆に才能があればあったで会計士として独立してしまう危険もあります。

これほどのリスクを抱えてまで、自社の会計機能を持つ必要性を感じないからこそ、会計のアウトソーシングは普及しているのです。

アウトソーシングを利用すれば、はるかに高能力で低コスト、かつ、常に確実な結果が得られます。
つまり、専門的知識を必要とする作業は、プロフェッショナリティーの高い専門業者への「外注」というアウトソーシングをする。昔から理にかなった常識だったのです。


 

アウトソーシングのメリットをまとめて言うとこうなります。

「会社としての能力を大幅に補完するものでありながら、
雇用関係が発生しない為、労使トラブルも起きず、
専門性の高いものほど効率がよく、大幅なコストダウンが可能であり、
常に安定した結果を得られるうえに、
料金後払いの為、会社の資金繰りにも余裕が生まれる。」

このように良いことづくめのアウトソーシングですので、時代は間違いなくアウトソーシングを追求していくことになります。

いまや一人の社員を一人前に育てる時代ではなく、一人前の社員やIT技術を備えた専門業者、あるいはSOHOに委託する時代に突入しています。

その流れの中で勝ち残れる会社は、自分の仕事や自分の会社の仕事をアウトソーシング化できるように、どんどん組織を組み替えていける会社だけです。

多くの会社は社内で対応できるものは社内でこなそうとして多くの社員を抱え込んでしまうものですが、まさに時代の流れに逆行していると言えるでしょう。

専門性が高くなくても、どんどん外に出す。社内で対応できるものでも外へ出す。外へ出せるものはすべて出し、いかに社員を使わない構図に変えていくか。これがコストダウンへの優先課題です。

社員削減による経費削減だけではなく、そのコストをインターネット上でビジネスを行うための整備など、他の分野に投資すれば利益の範囲もグンと広がります。

アウトソーシングはコストダウンのみならず、新たな利益やビジネスチャンスを生む可能性を潜在しているのです。


 

アウトソーシングが低コストの理由は、その仕事を専門的に行っているからです。
専門的に行っているということは、その仕事に特化したスキルとノウハウを持ち、もっとも効率の良いシステムを構築しているため、低料金で多くの仕事を受注できるのです。

アウトソーシングするかどうかの判断基準は、第一に「費用対効果」になります。
この際の「費用」とは、低価格な業者を探すということではなく、社内作業にかかる費用との対比です。

例えば、社内に1,000万円分の臨時在庫があるとして、これを販売手数料が売上の20%の販売代行業者に丸投げした場合と、
月給20万円の事務員10人を臨時でその作業に充てれば1ケ月以内に完売できると予想した場合、あなたならどちらにしますか?

ここで「臨時で事務員を使用する」と判断した経営者は、経営者として失格といえるでしょう。目に見える金額でしか計算していないからです。

そもそも従業員の給与は1人当たり20万円では済みません。賞与や社会保険料の支払もあることも考慮して判断しなければなりません。

もう一つの判断基準として、イレギュラーな作業に対して不安定感を回避できるかどうか、ということになります。

事務員は、販売のために特化して採用したわけではないので、専門業者に比べて効率が悪く、倍以上の時間が掛かると予想することが必要です。
専門業者が1ヵ月で完売できるとしても、事務員10人で1ヵ月で完売できる保証はありません。慣れない仕事に2ヵ月も3ヵ月も悪戦苦闘することになるかもしれません。本来やるべき仕事も滞ってしまいますし、そのうち嫌になって辞めてしまう人も出てくるかもしれません。
元々販売会社ではない普通の会社が、臨時の販売業務を一生懸命やっても事業としては成り立たないのは火を見るよりも明らかです。

外部へ手数料を支払うよりも、今いる従業員を働かせるほうが経費は増えないんだから得だろう、そんな目先の損得勘定しかできない経営ではこれからの時代、事業を存続させるのは難しいのかもしれません。


 

これから自社でネット販売をしていこう!と考えている企業様もアウトソーシングは有効です。
自社でネット販売をする場合、以下のような障壁が考えられます。

・ネット販売を成功させるノウハウの構築や、売れるECショップの制作
・撮影スタジオやパソコンの準備、出品スペースや保管場所の確保と維持
・撮影、出品、取引事務、梱包業務までの人員確保のための求人活動、及び教育(せっかく育ててもすぐやめてしまうことも)
・梱包資材の発注、保管スペースの確保
・販売後のクレーム対応(ネット販売の場合これがかなり大変!)

このような販売業務をすべて丸投げしてしまうことで、これらの煩雑で面倒な業務をせず、本来の利益を生み出す業務(買取りや仕入れ、お客様へのきめ細かいサービス)に専念することができ、さらなる売上げアップにも繋げることができます。

販売に掛かるコストが削減でき、売上が増えればどんな企業様でも間違いなく黒字体質に変わっていきます。

私たち「オクサポ」は販売先を国内最大級のオークションサイト「ヤフオク」1点に絞り、企業様に代って商品の販売を行っている会社です。

当サービスでは企業様の販売業務を丸ごと請け負い、なるべく高く、なるべく速く現金化することを目指しています。
時間とコストがかさむネット販売業務を全て丸投げすることで、経費の削減はもちろん、本来の買取りや仕入れ、マーケティングに専念していただくことで売上アップに繋げることも視野に入れています。

・自社でネット販売を始めたはいいが、なかなか思ったように売れない
・人件費や保管スペースなどの販売経費により利益が圧迫される
・買取業者に二足三文で流しているが、そこから少しでも利益につなげたい etc...

このような企業様はぜひ、ネット販売のプロフェッショナル、ヤフオク出品代行サービス「オクサポ」へアウトソーシングすることをお勧めします。

オクサポ!の企業様向けサービスはこちら>>